巨人の甲斐拓也捕手(33)が13日、地元・大分の別大興産スタジアムで自主トレーニングを公開した。

 2022年から同地で行っている自主トレは、午前6時半からの散歩に始まり、9時から夕方16時過ぎまで猛練習。「自主トレ」ではなく「合宿」と称してジャイアンツの後輩捕手・山瀬と東妻(DeNA)、石塚(ソフトバンク)ら他球団の捕手9人、女子プロゴルファーの阿部末悠など様々な分野のスペシャリストも加わり濃密な時間を過ごしている。

 甲斐は昨年8月下旬、試合中の負傷によりリハビリ班に合流。その後は実戦から遠ざかっていた。現在の状態については「全然問題なく、何も痛みも感じないです」と明かし、オフには体重を約4キロ落とすなど体を見直したという。「今まで10月、11月ぐらいまで野球してたので、ここまで実戦をしていない期間が空くのは今までにない。ケガをして体が今までと違う部分があるんで、そういうことはやらないといけないところがあったのかなと思います」と語った。

 自主トレでは「生きた球を打ってない」と実戦感覚の回復を目的に、目の動きや反応を高めるメニューも積極的に導入。キャンプインに向け「もちろん不安がないわけではないですけど、とにかくただ準備をしてやるべきことをやっていきます」と前を向いた。

 移籍2年目となる2026年シーズンには「去年は(ジャイアンツのことを)何も分からなかったですけど、1年やってたくさんの人に支えられてきてるので、入り方も全然違うのかなというふうに思います」と心構えの変化を語る。「自分の中での課題や反省があるので、とにかく自分の色をしっかり出せられるようにやっていきたい」と意気込んだ。

 目標は明確だ。「優勝しかないと思います。結果が全てだと思いますし、勝つことはものすごく大事だと思います」。復活と頂点奪還へ闘志を燃やしている。