第104回全国高校サッカー選手権決勝(12日、MUFG国立)、鹿島学園(茨城)が、神村学園(鹿児島)に0―3で敗れて初制覇を逃した。

 2025年シーズンにおけるJ1鹿島、J2水戸のリーグ制覇など〝茨城旋風〟に続くことができず、鹿島学園イレブンにとっては悔しい結果となった中、タイからの留学生GKプムラピー・スリブンヤコ(2年)が3失点とはいえ、好セーブを披露。1点をリードされた前半30分には、相手PKのピンチが訪れるが、コースを読み切ってセーブして大観衆を沸かせた。

 2年生のスリブンヤコは「国立に戻って決勝に勝ちたい」とリベンジを誓った。その先には「高校を卒業したらJリーグに行きたい」と目標を掲げる。サッカーは5歳で始め、当初はFWやMFでプレーしていたが、走るのが苦手で10歳でGKへ転向。すでにタイの世代別に選出されており、このまま順調に成長していけば、近いうちに日本のA代表の前に立ちはだかるかもしれない。