8日、東京・大田区にあるマンションの一室で血だらけの男性が見つかり死亡した事件で、警視庁は殺人事件として特別捜査本部を設置した。
捜査関係者によると同日午前10時30分頃、大田区にあるマンション3階の一室で「連絡の取れない友人がいる。カギがないため中に入れない」との110番通報があった。
通報を受けた警察官が駆け付けると、この部屋の住人とみられる40代の男性が血だらけで倒れており、その場で死亡が確認された。
男性には複数の刺し傷があったが、部屋から凶器は見つかっていない。上半身はパーカで、下半身は下着姿だったという。部屋に荒らされた形跡はなく、玄関や窓は施錠されており、いわゆる密室状態だった。
現場はJR大森駅から400メートルほど離れた住宅街。近くに大型の商業施設があり、人通りや交通量も多く、近隣住民によると「治安が悪い場所ではない」という。現場となったマンションは、高齢者の住人が多くトラブルなどもなかったようだ。
現場となった3階に知人が住んでおり、出入りしていたという男性は「実感はないですけど、いつも行く3階で事件が起きたと思うと怖いですよね」と不安そうに話した。
またマンションのセキュリティーについて「オートロックは昔はあった。テンキーを打って解錠するんですけど、老朽化していて押しても反応しなかった。自動ドアで誰でも入れる状態だった。管理人がいるのも朝の8時ぐらいから午後4時まで」と証言した。
セキュリティーが万全とは言えないマンションの密室で起きた殺人事件は、どのような進展を見せるのだろうか。












