米国・AEWの「AEW DYNAMITE」(ネブラスカ州オマハ)が31日(日本時間1日)に放送され、TBS王者メルセデス・モネ(33)が、AEW女子世界タッグ王者ウィロー・ナイチンゲールに敗れて王座陥落。1年7か月の超長期政権が終えんを迎えた。

 メインとなった王座戦では、序盤からパワフルに攻めるウィローにペースを握られた。得意のバックスタバーで逆襲を試みるも、エプロンでデスバレーボムを浴びて大ダメージを負った。それでも場外での攻防を制し、実況席の上にブレーンバスターで叩きつけた。さらにリング内ではステートメントメーカー(変型クロスフェースロック)で絞め上げる。ところがとどめのモネメーカーが決まらず、最後はウィローの必殺ガットレンチ式パワーボムを決められ、3カウントを聞いた。

 新日本プロレスではIWGP女子王座を獲得したモネは、2024年3月からAEWに加入。同5月にウィローからTBS王座を奪取した。同王座の防衛戦では圧倒的な強さで勝利を重ね、25年3月のPPV「レボリューション」ではスターダムの渡辺桃を退けた。

 さらにはAEW所属の里歩、白川未奈も下した〝日本人キラー〟だったが、王座在位は584日で終了。難攻不落の〝CEO〟はまさかの陥落にぼうぜんとした表情で、リングサイドに座り込んだ。

 これによりAEW女子トップ戦線は、シングルの世界王座がクリス・スタットランダー、ウィローがTBS王座とタッグ王座の2冠、もう一人のタッグ王者はハーレイ・キャメロンと、全王者が人気者に。ヒール王者がいなくなったことは今後、トニー・ストームと人気コンビ「タイムレス・ラブ・ボムズ」を組む白川ら日本勢の王座挑戦にも関わってきそうだ。