昨年大みそかの格闘技イベント「RIZIN師走の超強者祭り」(さいたまスーパーアリーナ)で、フェザー級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(25=キルギス)にTKO負けを喫した朝倉未来(33)が、自身のYouTubeチャンネルを更新。「試合を終えて」と題し、試合後の状態を報告した。

 王者の強烈なジャーマンスープレックスを浴びて、最後はバックマウントの体勢から後頭部に鉄槌を落とされ、1ラウンド2分54秒でレフェリーが試合を止めた。ダメージの大きかった未来は首を固定されタンカで運ばれ、病院に緊急搬送された。自身のインスタグラムでは「眼窩底骨折」と診断されたことを明かしていた。

 敗戦については「結果が伴わなくて、とても悔しいけど、後悔はないし。本当にやることやってきた結果なんでね。もうただただ強かったです、はい」と、王者シェイドゥラエフの驚異的な強さに脱帽。心配された脳へのダメージに関しては「耳の後ろをめっちゃ殴られたんで、多分意識、飛んでたと思うんだよね」と、試合中に意識を失っていたと告白し「終わった後はずっと気持ち悪くて。救急車で(病院に)連れて行ってもらったんだけど、ブレーキの度に気持ち悪くて」という状況だった。

 大みそかだったため、病院に常駐する医師が少なく、改めて検査するとしたが、復帰するためには眼窩底骨折の手術が必要と告げられたという。帰宅後、シャワーを浴びたものの、「脳を殴られ過ぎると温度調整ができなくなるらしくて、その〝バグ〟で」強烈な寒気を感じた。ただ、CTスキャンの検査では脳の出血もなく「ご心配をおかけしました」と話した。その上で「今後どうなるかわからないけど、俺は自分のこと強いと思っている。あんな負け方したけど。まだやる相手がいるんだったら来年(2026年)まだ復帰したいなと思っています」と、まだまだ現役を続けると表明した。

 左眼窩底骨折の手術をした場合、「半年くらいできないと言われたんで」と、復帰戦は今夏以降になる。それでも「まだ見たいという人がいるなら戦います」ときっぱり。「試合前に八百長とか言っているやつがいたけど、RIZINに八百長なんかない。だからこそ残酷で美しい。みんな人生、かけているんで、そういうのはやめてほしい」と強調していた。