女子プロレス「スターダム」の29日東京・両国国技館大会で団体OGのレジェンドグラレスラー〝ゆずポン〟こと愛川ゆず季(42)が、約4年10か月ぶりに電撃登場を果たした。

 第2試合で行われた全20選手が出場する「年忘れ! スターダムランブル」にサプライズ登場した。21年3月のスターダム10周年大会(日本武道館)以来、約4年10か月ぶりにリングに現れた愛川は果敢にミドルキックを連発。元グラビアアイドルの姫ゆりあにゆずポンキックは決め会場を沸かせた。

 勢いに乗った愛川はゆりあにバックスピンキックを決めると、得意のタイガースープレックスを炸裂させ3カウントを奪ってみせた。だがその直後、妃南の低空ドロップキックで吹き飛ばされるとオーバー・ザ・トップロープを狙われピンチに。最後は妃南、吏南、天咲光由からトリプルドロップキックを決められ場外に落下し優勝を逃した。

 試合後にはマイクを持ち来年1月21日の後楽園大会で行われるスターダム旗揚げ15周年記念大会にも出場することを発表。タッグマッチの相手にゆりあを指名した。

豪快に足を上げて蹴りを見舞う愛川ゆず季
豪快に足を上げて蹴りを見舞う愛川ゆず季

 2010年にデビューし、11、12年と2年連続で東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」女子プロレス大賞を受賞するも13年4月に両国で引退。23年11月にはベストボディ・ジャパン日本大会でグランプリを受賞し、今年4月には第二子を出産した。

 産後8か月とは思えない肉体美とキレの良さを披露した愛川は「子供2人産むっていう夢をかなえて体作りから始めて、今日のために練習を積んできました。自分で言うのもなんですけど、42歳で久しぶりに登場してこのビジュアル保ってるのと、この動きは奇跡だと思ってるので。これまでずっと私は奇跡を見せてきたと思うから、また15周年でも私の奇跡を見せていきたいなと思っております」と意気込んだ。

 次戦に向けて「久しぶりの試合でやっぱり蹴りが100パーセントじゃなかった。あと1か月あるので仕上げて、完璧なゆずぽんを見せたいなと思っております」と語りつつ「これまでスターダムを支えてきたファンの方々にもまた今のスターダムを見てもらいたいですし、私と同世代の子供を産んで今どうしようかなって思ってる女性にも『こんな元気な人がいるんだ』っていう風に力を与えられたらなって思ってます」と笑顔を見せた。