大みそかの格闘技イベント「RIZIN師走の超強者祭り」(さいたまスーパーアリーナ=SA)の出場選手インタビューが29日に都内で行われ、RIZINフェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(25=キルギス)に挑戦する朝倉未来(33)が闘志をみなぎらせた。

 決戦を2日後に控えた未来は、心境を問われて「楽しみな感じになりますね」と正面を見据える。さらに「RIZINが10周年っていうこともあって。格闘技を広めたくてユーチューブはじめたりとかいろんな歴史があって、ユーチューブとか俺の試合を見てきたファンからすると、ここで勝ってほしいっていうのも大きいと思うので、期待に応えられるような練習はやり切ってきたので。あとはやるだけですね」と力を込めた。

 相手のシェイドゥラエフの印象を「正真正銘の史上最強の相手で化け物ですよね」と評する。それでも「マジで強いんで。今、オレ。すごいレベルの高い試合になると思います。面白い試合になると思うので楽しみにしていてほしいです」と予告だ。

 下馬評はシェイドゥラエフ有利とする声が多いことは認めつつも「そんなに過大評価してないし、ビビっても何もないんで。食ってやろうと思ってますね」とすごむ。その上で「全部で戦おうと思っています。自分からも圧をかけるだろうしテークダウンもするだろうし。総合で戦おうと思います。試合の映像を見て分析してきているので、イメージトレーニングはできていますね」と力を込めた。

 なお、会場のさいたまSAは来年1月から最大18か月に及ぶ大規模改修工事が行われ、その期間の使用ができなくなる。これを受けて「さいたまSAっていうのは僕の人生において重要な場所で、思い入れもある場所なので。もしかしたら今回が最後になるかもしれないし。さいたまSAで戦うのが」と覚悟を口にする。そして「入場から大会終わるまで〝最後〟をしっかり楽しみたいなと思います」と思いをはせた。

 最後に「覚悟を持った試合をするのでぜひ見てください」と話した未来。最強王者を打ち倒して最高の年越しとなるか。