ドジャースでメジャー1年目のシーズンを終えたキム・ヘソン内野手(金彗成=26)の周辺が何かと騒がしくなっている。

 オフに入って以降、内外野を守れるユーティリティー性や71試合で13盗塁をマークした機動力なども相まって、米メディアでは盛んにトレード候補に挙げられている。そうした中、球団専門メディア「ドジャースウェイ」は25日(日本時間26日)、「キム・ヘソンはドジャースが1年間彼を無視したことで、自分に少し厳しすぎたかもしれない」と〝同情〟した。

 きっかけは11月中旬にキム・ヘソンが語った自己評価について。本人は「100点満点中30点。残り70点を埋めるためにあらゆる面で向上しなければいけない。野球選手として100点を目指します」と厳しく律していた。

 これに対して同メディアは「確かに2025年のキムの活躍は『A』評価に値しないが、30点? それは『F-』の域で、この韓国人スターがもたらす貢献に対する不当な評価だ」と断定。「彼は遊撃と中堅でまずまずの守備を見せ、二塁ではエリート級だった。彼はダイヤモンドのどこでも守れる能力を持ち、85パーセンタイルのスプリントスピードで内野と外野の両方を難なくこなせる」と賛辞を並べた。

 ロバーツ監督がキム・ヘソンを打席に送ったのは、相手がほぼ右投手に限られ「左対左」となった瞬間に代打を送られるケースも少なくなかった。そうした経緯もあり、本人の中で著しい低評価につながってしまったという見立てだ。

 同メディアは、来オフにロハスとキケ(E・ヘルナンデス)がFAになることを踏まえ「キムが役割を引き継ぐことが期待される。2025年後半に彼を見捨てたチーム(ポストシーズンでは打席ゼロ、オールスターブレークまでわずか22試合出場)が、彼にコミットする意思があるなら、来季のキムは不振から脱却する可能性が十分ある」と全力でエールを送っている。