J2千葉が13日に行われたJ1昇格プレーオフ(PO)決勝(フクアリ)で徳島に1―0で競り勝ち、17年ぶりとなるJ1復帰を果たした。
今季は優勝争いをリードしながら2位以内を確保できず、過去5度の進出ですべて敗退したPOへと回った。しかし、6度目の挑戦で〝鬼門〟を突破。市原時代の1998、99年にプレーしたOBの元日本代表FW武田修宏氏(58=本紙評論家)は「2年間お世話になったチームだし、気にかけていたのでよかった。仲良くさせてもらっている島田(亮)社長は、重圧で大変そうな時期もあったけど、おめでとうと言いたい」と祝福した。
ようやくJ1の舞台に戻れたのは、2023年から指揮を執る、V川崎(現・東京V)の後輩・小林慶行監督(47)が、試行錯誤しながらたどり着いたサッカーにもあると分析。「彼としてはボールをつないで攻撃的にいくきれいなサッカーが理想だけど、それだけでは勝てないというところで守備に力を入れ、セットプレーコーチを入れたりもした。そういった積み重ねで3年目の今シーズンに結果が出たと思う」と説明した。
実は小林監督の就任が決まった時「まじめで静かで優しい人柄だから、監督として大丈夫かなと思っていた」と一抹の不安を抱いた。Jクラブを指揮するのは初めてだったこともあるが「スタッフの協力もあって」年を重ねるごとに、増していったたくましさを感じたという。
来季はシーズン移行1年目で8月に開幕するため、2~6月に昇降格のない特別大会「100年構想リーグ」が開催される。この変則日程は、2026―27年シーズンのJ1残留という意味では「ほかも同じだけど、例年より試す時間を長く取れるし、そこはプラスになるのでは」と予測する。千葉はJ1定着へ、まずは1年目を乗り切れるか。












