新日本プロレス来年1月4日東京ドーム大会で引退試合(VSオカダ・カズチカ)を控える棚橋弘至(49)が13日、「超満員の東京ドーム」への思いを明かした。

「ワールドタッグリーグ」の決勝戦(14日、熊本)を翌日に控えたこの日、棚橋は熊本市内でトークショーを開催。引退までついに残り22日、引退試合を含めて残り5試合となったことを噛み締めつつ「より1試合1試合を大事に戦っていきたい」と誓った。

 棚橋の引退試合が行われる来年1・4は、増席分を含む全席種の観戦チケットが完売。キャリア26年目にして最後に悲願の東京ドーム超満員の景色がリングの上から見られることになる。

「東京ドームを超満員にするのがずっと目標で。その前(に最後の超満員になった大会)が1998年4月の(アントニオ)猪木さんの引退試合。その次の超満員が棚橋弘至。よく頑張ったなと。泣いちゃうかもしれない」と感無量の表情を浮かべつつ「超満員の棚橋コール? ヤバいね、ぐっと来ちゃうね」と笑った。

 ラストマッチとなるオカダとの戦いは、2010年代の新日本プロレス人気再興を象徴する黄金カードだ。

「覚えているのは2012年2月と6月の大阪大会なんですけど、どの時代の戦いになるのか…。いまオカダはAEWでヒールファイトをやっているのでどう来るか分からないですけど、僕は今まで通りで。『ああ、あれが見たかったな』ということがないように、あらゆる時代のあらゆる棚橋を(見せたい)」と言い切った。

 最後は「26年間、応援ありがとうございました。最後まで全力で頑張りますので見守ってください」と感謝の言葉から代名詞の「愛してま~す!」で大会を締めくくろうとしたが、ここで熊本市内の観光スポット「くまもんスクエア」秘密の地下室にあるといわれるプロレスラー養成機関「くまの穴」出身のレスラー・火の国くまもとマスク、そしてくまもんが登場。異色の競演も実現し、トークショーは大盛況で幕を閉じた。