全日本プロレスの暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」優勝決定戦(10日、後楽園ホール)で、合計身長413センチの〝タイタンズ・オブ・カラミティー(ToC)〟こと綾部蓮(28)、タロース(34)組が世界タッグ王者のザイオン(35)&オデッセイ(31)に勝利した。
Aブロックを4勝1敗で突破した綾部&タロースは、Bブロックを5戦全勝で突破した世界タッグ王者組と対戦した。4人は序盤から、ド迫力の肉弾戦を展開だ。中盤には場外戦で会場狭しと暴れまわって観客をわかせた。そんな中、ToCはタロースが敵軍につかまり集中砲火を受ける。213センチの巨体を規格外のパワーでリフトアップされて叩きつけられるなどダメージを蓄積させられた。
だが、なんとか綾部に交代すると反撃の開始だ。エルボーを打ち下ろすなど、高さを生かした攻撃で流れを引き寄せた。その後、敵軍も意地を見せて反撃され、4人が倒れてダウンカウントが数えられる程の白熱の攻防となる。それでも終盤、ザイオンをダブルチョークスラムで叩きつけるなど連係を見せると、最後は綾部がザイオンを雪崩式ブレーンバスターからデスルーレットにつないで歓喜の3カウントを奪った。
試合後、綾部とタロースは大きなトロフィーを軽々と掲げて拍手を浴びる。マイクを持った綾部は「世界最強タッグ決定リーグ戦、制覇だ。どうだ、絶望を味わったか? 決勝の相手ザイオン、オデッセイ最高に強い、楽しい相手だった。そして何よりもタロース、最高のパートナーだよ」と微笑む。これにタロースも「ありがと、アヤベサン」と日本語で応じ、さらに「ありがとうございます!」として、拍手を送る観客に深々とお辞儀した。
綾部はさらに「世界タッグのベルトというのも一番強いものが巻くべきなんだ」とザイオンとオデッセイが巻くベルトに言及。「ザイオン、オデッセイ確かに強かった。ただ我々ToCの方が上なんだ。そのベルトは我々のもとにあるべきなんだ。いつでもいいよ。次は世界タッグのベルトをかけて我々と戦ってもらおうか」と堂々の挑戦表明。最後に「まだ序章にすぎない。今後まだまだ絶望を見せていくからな。つまりだ。この全日本プロレス頂に立つのは我々ToCだ」と話すのだった。













