日本維新の会の国会議員がキャバクラやラウンジに政治資金から支出していたことに永田町ではさまざまな意見が出ている。

 維新の奥下剛光衆院議員は一昨年、キャバクラやラウンジなどに計12万6500円を自身が代表を務める資金管理団体から支出していた。

「陳情先から急きょ呼ばれた場所だった」「ポケットマネーにも限界がある」と釈明したことで、維新の吉村洋文代表は8日に「自分のお金で行くべきだ。キャバクラを政治資金に使うのは普通に考えておかしい。納税者が理解できるようにきちんと説明できる使い方にしていかないといけない」と批判していた。

 維新を巡っては、9日にも青島健太参院議員が昨年、キャバクラやガールズバーに計11万7400円を支出していたことが判明した。本人は同席せずに秘書が利用していたといい、事務所側は「誤って記載してしまった」と釈明。キャバクラ騒動の中で返金、訂正に追われた。

 相次ぐキャバクラ支出に日本保守党の百田尚樹代表は9日の会見で、「維新は身を切る改革と偉そうなことを言って、キャバクラ我慢せえや」と一喝。吉村氏が奥下氏に処分を科していないことを挙げ、「全然身を切っていない」と怒り心頭だ。

 そのうえで「キャバクラ行ってもええよ。でも政治資金から使うなよ。恥ずかしい。あとでわかりますからね。ポケットマネーでは限界がある? 毎月130何万も高い給料もらっといて、12月はボーナスもある。10何万ぐらいのポケットマネーあるやろ」と止まらない。

 維新の藤田文武共同代表は「スナックやバーなどお酒の出る場所で会合することは一般的にある。女性の接待を受けるクラブとかは不適切。一概に全部ダメとは言えず、実態を見るべき」と話していたが、クラブやキャバクラも実態はさまざまで、グレーゾーンは広い。

「支援者には女性がいる場所でしか会合の場を持たない人もいる」(議員秘書)とグチの声も聞かれ、維新の竹内さや京都府議はXに「普通に考えたら、使わないんですけど、私が知ってる奥下さんは、キャバクラで、でへへーってなってる人じゃないんで、適切に処理したとしか思えないんですよ。だって普通に考えれば会社の経費で落とせばいいものを、わざわざ政治資金で落としたんだから。正直者で真面目としか思わない」とフォローしており、今後も物議を醸しそうだ。