F1レッドブルの角田裕毅(25)が、今季限りで姉妹チーム・レーシングブルズを含めたレッドブルグループからの退団が内定したと海外で報じられている。

 角田の去就を巡っては、レッドブルのシートは現在レーシングブルズのアイザック・ハジャールの昇格が濃厚。F1残留をかけて昨季まで所属したレーシングブルズへの復帰をリアム・ローソン、F2の有望株アービッド・リンドブラッドと争う構図になっている。

 チームは来季のドライバー編成の決定を当初の10月末から最終戦アブダビ・グランプリ(GP)後としたが、さらに今回のカタールGP後と二転三転した末に、まもなく発表となっている。

 いよいよ最終局面を迎えた中で、カタールGPの決勝を前に来季の陣容に関して決定報道が出た。

 英スポーツ専門放送局「スカイ」の著名F1リポーターとして知られるテッド・クラビッツ氏は、同局のノートブックで「来週ソーシャルメディアで皆が発表するであろう、アイザック・ハジャールがマックス・フェルスタッペンとともにレッドブルレーシングに加入するというニュースを、私が先取りしてお伝えしよう」と報道。「両者ともすでに通知を受けている」と、まずはレッドブルの2席が確定したことを伝えた。

「ユウキにも伝えられた。アイザックにも伝えられた。木曜日にわれわれのところに来たアイザックは、興奮を抑えきれなかった。ユウキは失望を抑えきれなかった」と角田の落胆ぶりを指摘した。

 そして「レーシングブルズでリアム・ローソンと組むドライバーは誰か、我々にはわからない。おそらくアービッド・リンドブラッドになるだろう。そうなれば、角田裕毅はF1から外れることになる」と、レーシングブルズはローソンとリンドブラッドのコンビになる見込みと明らかにし、角田は来季F1の舞台からは姿を消すと報じた。

 英メディア「F1オーバーステア」は「日本人ドライバーにとって状況はさらに悪化し、F1からの完全撤退も濃厚となっている。ローソンのポジションはすでに確保されているようで、レッドブルはアービッド・リンドブラッドをレーシングブルズの2番目のシートに昇格させたいと考えている」と内定を強調。

 角田はカタールGPのスプリントで5位躍進を果たしたが「ローラン・メキースとヘルムート・マルコの判断を変えるには、この活躍があまりにも遅すぎたようだ」と逆転の残留はならなかったと指摘した。

 カタールGP後の正式発表が待たれる。