ナミビア・オシャナ州オンプンジャ選挙区のアドルフ・ヒトラー・ウウノナ議員(59)は5期目の当選を機に、身分証明書から「ヒトラー」という名前を削除し、アドルフ・ウウノナに改名した。ナミビア紙ナミビアンが先日、報じた。

 ウウノナ氏は出生名で呼ばれたくないのだという。ウウノナ氏は2004年から議員となり、2015、2020年、そして今年11月の選挙でも圧勝した。

 ナミビアは1884年から1915年までドイツ領南西アフリカの一部だったため、ゲルマン系の名前はナミビアでは一般的だという。

 ウウノナ氏はナチス思想とは完全に距離を置いているという。しかし、政治家になって以降、世界中で名前が拡散されることになった。自分の性格や動機を正しく伝えていないとしてナミビアの身分証明書から「ヒトラー」を削除した。

 ナミビアン紙に対し、「父親はアドルフ・ヒトラーという名前の歴史的意味を理解せずに名付けたんです。この名前を持っているからといって、オシャナを征服したいわけではありません。私の名前はもうアドルフ・ヒトラーではありません。私はアドルフ・ウウノナです。過去には、私をアドルフ・ヒトラーと呼んだり、私が全く知らない人物と結びつけようとする人々がいました」と述べた。