WWEの〝キング・オブ・ストロング・スタイル〟中邑真輔(45)が、極悪軍「MFT(マイ・ファミリー・ツリー)」との軍団対抗戦で痛い敗北を喫した。

 10月に素顔に戻って復帰。当時サミ・ゼインが保持したUS王座に挑戦したが、試合中にソロ・シコア率いるMFTのタマ・トンガ、タンガ・ロア、JCマテオ(元ジェフ・コブ)、タラ・トンガ(元ヒクレオ)の元新日本プロレス勢に襲われ、KOされる屈辱を味わった。逆襲のため長年のライバル、ゼインと手を組みレイ・フェニックス、モーターシティー・マシンガンズ(クリス・セイビン&アレックス・シェリー)とチームを結成して、MFTとの遺恨決着戦にたどり着いていた。

意気揚々と入場してきた中邑真輔だが…(©AbemaTV, Inc.)
意気揚々と入場してきた中邑真輔だが…(©AbemaTV, Inc.)

 28日(日本時間29日)放送のスマックダウン(コロラド州デンバー)では、中邑の〝チーム・サミ〟がMFTと5対5サバイバーシリーズ形式のイリミネーションマッチで激突。ゼインからタッチを受けた中邑は、マテオにライダーキックを叩き込むと、タマには延髄斬り。タンガの体をコーナー上段に載せ、ヒザ蹴りをぶち込んだ。

 さらにタラに「カモーン!」のポーズで挑発しようとするが、マテオに割って入られた。それでも、マテオの攻撃をかわすと、スライディングジャーマンだ。豪快に投げ切ったが、シコアのカットによって3カウントを奪えない。一気に乱戦となり、中邑と代わったマシンガンズとゼイン&フェニックスが鮮やかな空中弾を連発し、MFTを圧倒。すかさずマシンガンズがマテオを連係から丸め込み、元ジェフ・コブをいきなり排除した。

中邑はサミ・ゼイン(左から3人目)とチームを結成したが…(©AbemaTV, Inc.)
中邑はサミ・ゼイン(左から3人目)とチームを結成したが…(©AbemaTV, Inc.)

 これで勢いに乗ったゼイン軍は、代わった中邑がスピンキックからロープ2段目にセットしたタマにカカト落とし、コーナーからニードロップの猛攻。大歓声を浴びながら、キンシャサを狙うが、敵軍リーダーのシコアが背後からサモアンスパイクを仕掛けてキンシャサ発射を阻止。中邑は親指突きはエルボーで防ぐも、タマにキンシャサをかわされコーナーに激突。最後はタマのカットスロートをくらって、3カウントを奪われた。

 ゼイン軍で最も実績のある中邑が、チーム最初の脱落者に…。まさかの展開で勢いを失ったゼイン軍は体格に勝るMFTにシェリー、セイビン、フェニックスと敗れ、残るはゼイン1人に。大奮闘でタマ、タラを排除してシコアとの大将戦に持ち込むも力尽き、親指突きで沈められた。一人残りでMFT勝利となったが、試合後に怪奇派集団ワイアット・シックスが出現。アンクル・ハウディーがシコアをシスターアビゲイルでKOし、MFTに宣戦布告した。

 MFTの矛先がワイアット軍へと向かう中、無念の〝キング・オブ・ストロングスタイル〟の次なる一手は?

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。