参政党の党最高意思決定機関であるボードメンバーを解任され、去就が注目された梅村みずほ参院議員が一兵卒からの再出発を宣言した。
梅村氏の解任が発表されたのは26日。神谷宗幣代表は「党のガイドラインを違反した」と説明していたが、この日、週刊新潮や文春オンラインでは梅村氏と豊田真由子氏のバトルが報じられた。参院選後に党の政調会長補佐に就任した豊田氏が執務用の個室を求めた際に梅村氏との間で、口論が生じたという内容で、梅村氏が両誌の取材に応じたことが問題視された。
梅村氏はボードメンバーの解任だけでなく、参院国対委員長も辞任に追い込まれた。れいわ新選組の高井崇志幹事長は会見で、「えらい厳しいなと。取材に一切答えるなみたいな感じになりますからね。国会議員として一定程度の取材には答えざるをえない」と驚きの声を上げた。
梅村氏は参院選直前に参政党に合流し、国会議員5人要件を満たしたことで、神谷氏が党首討論の参加やテレビに出演できるようになったことで、大躍進につながった。梅村氏の得票も比例代表で同党トップで、ボードメンバー兼国対委員長の要職に就いたが、今回の騒動ですべての役職をはがされてのヒラ降格だ。
それでも梅村氏はXに「週刊誌の取材に個人として応じガイドラインに逸脱してしまったことは大変不甲斐ない。党員の皆さまや仲間たちにさぞご心配をおかけしただろうことを思うと胸が痛み、心よりお詫び申し上げる次第」と陳謝し、「国難とも言うべき今、後ろを向いている時間も肩を落としている時間もございません。明日からまた参政党の一議員として再出発」と記した。
この日は参院厚労委員会で質問に立ち、党のイメージカラーであるオレンジ色のスカーフをこれまで通りに首元に巻き、質疑の最後には「日本人ファーストの政治をよろしくお願い申し上げます」と結び、変わらぬ党への忠誠を誓った。
神谷氏は「泣いて馬謖を斬った」と苦渋の決断と念押ししたが、雨降って地固まるのか――。












