フィギュアスケート女子で2015年世界選手権覇者のエリザベータ・トゥクタミシェワ(28=ロシア)が〝年齢制限の是非〟について言及した。
かつてのフィギュアスケート界はシーズン前の7月1日に15歳に達している選手がシニアの国際大会に出場できるルールだったが、現在は17歳以上に変更となっている。ロシア国内ではいまだに賛否両論が巻き起こっている中で、24日に現役引退を公表したトゥクタミシェワは肯定的な意見を述べている。
ロシアメディア「チャンピオン」によると「アスリートの肉体的なピークは15~16歳で、4回転ジャンプやトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を得意としていたが、思春期を過ぎると、女子選手はそのような負荷に耐えられなくなり、キャリアを終えてしまう傾向があった」と分析。国際スケート連盟の決断については「より多くの女子アスリートが長く活躍し、五輪サイクル全体、あるいは2サイクルを通して活躍し、記憶に残るような新しい選手を輩出するためだと思う」と理解を示した。
ロシアのフィギュアスケート界は10代の若い選手の活躍が目立つ傾向にあった。それでも、トゥクタミシェワは24歳で出場した21年世界選手権で銀メダルを獲得するなど、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)や表現力を駆使して長きにわたって第一線で活躍。「長いキャリアを見たら正しいのは確かだ」との見解を語り、会話を締めくくった。












