国民民主党の玉木雄一郎代表は26日に国会内で高市早苗首相と初の党首討論を行った。
玉木氏の持ち時間は8分間。高市首相に対して「いわゆる年収の壁の引き上げであります。改めて総理に確認します。この3党合意(自民党、公明党、国民民主)のもう1つの約束である、いわゆる103万円の壁を178万円を目指して引き上げる。これをしっかり守っていただけるかどうか。確認をいたします」と問うた。
これに高市首相は「3党合意での約束ですからさまざまな工夫をしながら、しっかりと一緒に関所を乗り越えてまいりましょう。と言いますのは政治の安定、とても大事です。そして玉木代表がおっしゃっている手取りを増やす。もちろん賛成です。そしていま経済を成長させるためにはですね、この働き控え、これは何としても少なくしていかなきゃいけない。そういった政策目的が一緒でございますので、しっかり、その目標に向けてともに歩んでまいりたいと思っています」と述べた。
党首討論の終了後、報道陣の取材に応じた玉木氏は「いわゆる年収の壁引き上げに絞ってやらせていただきました。(高市首相と)かなり認識を一致させることができたのかなと思っています」と振り返った。
「特に引き上げの政策目標が2つ。まず1つは引き上げによって控除額を上げると手取りが増えますから、物価高騰対策として効果があるということ。もう1つは働き控え解消するという、この2つの目標で、これまでの答弁では基礎控除というのはインフレにですね、連動して上げるということは言っていたんですけども、逆に言うと『それ以上は難しい』ということだったんです。今日は給与所得控除の話をされまして、これについては最低賃金上昇率をはじめとしたインフレ以外の要素も踏まえて(高市首相は)引き上げると明言されたので、「178万円の3党合意の実現に向けて関所を少し超え始めたのかなという印象です」と前向きな認識を示した。
「『ともに関所を超えていこう』と総理もおっしゃっていただきましたけども、まだまだこれから年末の税制改正のなかで困難はあると思います」と玉木氏は気を引き締めながらも、「双方で知恵を出し合って、去年の12月11日に(3党で)合意したいわゆる〝103万円の壁〟を178万円に目指した引き上げを実現できるようにわれわれとしても努力をしてまいりたいなと、ともに関所を超えていきたい、そんな思いを新たにした党首討論だったと思います」とコメントした。











