元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者の代理人を務める「アディーレ法律事務所」創業者の石丸幸人氏が26日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、人質司法について、言及した。

 9日に逮捕された立花容疑者は29日が勾留満期となる。石丸氏は「ここまでに起訴されるか釈放されるかということに法律上はなっているが、29日が土曜日なので実務的に前日の28日金曜日に起訴もしくは釈放が決まる可能性が非常に高い」と指摘した。起訴後も身柄拘束は可能とあって、石丸氏は人質司法について、持論を展開した。

「立花氏やNHK党のさまざまな動き、混乱はすべて立花氏の逮捕に端を発し、人質司法がどれだけ威力があるかが、わかりやすく理解できたと思う。立花氏の発信がなくなり、斉藤(健一郎参院議員)氏、川崎(貴浩弁護士)氏が離党、もしくは離党予定、浜田(聡元参院議員)氏も一時期は離党を表明するなど非常にこの一点だけで話が動いた。国際的に日本が批判されている人質司法の実態ということになる」

 立花容疑者は発信力が高かったゆえにそれでも影響が少なかった可能性もあったとして、「一般の方であれば、身柄拘束によって、仕事がクビになり、家庭も離婚ということで、崩壊することは刑事実務上もこれまで何度か見てきた。否認とか黙秘は本来、身柄拘束の要件として考慮してはいけないことに法律上なっているが、これを無視した運用を長年、日本は続けている。カルロス・ゴーンの事件もあったが、非常に大きな問題。法律にのっとった形でぜひ裁判所の方にはどのような結果であれ、身柄拘束の判断というのを行ってほしい」と述べた。