J1町田は22日、J1神戸との天皇杯決勝(国立)に3―1で勝利し、クラブ史上初の主要タイトル獲得を果たした。

 悲願成就の裏には〝闘将〟の存在があった。1―0の前半32分に追加点を決めて勝利に貢献したMF相馬勇紀(28)だ。

 昨夏に欧州からJリーグに復帰した相馬には、ピッチ上での活躍だけでなく、リーダーシップも重要な任務となった。本人は「僕と(中山)雄太は、強化部長の原(靖)さんからも『欧州のスタイル、代表の経験をどんどん伝えてもらって、そういうチームにしていきたい』という話もあった。海外にいたのもあって、思ったことをどんどん話していくタイプ。時にぶつかったこともあったし、良いディスカッションをできたこともあった。それが報われてよかった」と説明した。

 欧州や代表基準をチームに植え付けるため、あえて厳しい言葉を投げかけることもあったわけだ。若手のDF望月ヘンリー海輝も「常に(チームに対して)声かけしてくれる。プラスの影響はあった」と証言。熱き魂で闘将と化した相馬がチームに変革をもたらした。