フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦フィンランド大会で、ペアの〝ゆなすみ〟こと長岡柚奈、森口澄士組(木下アカデミー)が存在感を示した。

 ショートプログラム(SP)5位で迎えた22日のフリーは、2つのスロージャンプでミスが出たものの、粘りの演技を披露。125・59点を記録し、合計193・12点で4位だった。GPシリーズ第4戦NHK杯では合計202・11点をマークして4位。惜しくも表彰台に届かなかったが、カップル結成3季目でメダルが視野に入る位置にまで成長した。

 長岡はペア初心者で「すごい時間がかかる競技だよという話をいろんな方から聞いていた」と結成当時を振り返るも、今季は9月の最終予選で26年ミラノ・コルティナ五輪の国別出場枠を獲得。日本勢の2枠目確保に大きく貢献するなど、一歩ずつ道を切り開いている。

 次なる戦いはミラノ・コルティナ五輪の代表を懸けた全日本選手権(12月、東京)だ。代表切符獲得は濃厚な状況だが「最後まで調子を上げつつ、ケガに気をつけたい」と森口。伸びしろたっぷりのカップルは、前だけを見て歩みを進める。