大阪維新の会・吉村洋文代表が17日、大阪市内で行われた「大阪維新の会」のハラスメント研修に参加した。

 同研修は、本年度中に3回(5月に1回目、8月に2回目)実施。今回は弁護士・深江元哉氏を講師に迎え「政治生命とハラスメント」と題した講義が行われた。

 受講後、吉村氏は「政治の世界において、少しでもハラスメントをなくしていくことが非常に重要だと思っております。日本維新の会、大阪維新の会、政党としてもハラスメントをなくしていくことを目標にして本日、研修をいたしました」と報告した。

 研修内容は事例に即したものだったという。「特にパワハラというのは議員同士では分かりにくいんですね。(議員同士に)優越的な関係、あらがえない関係(先輩議員や役職持ちの議員との関係)があるのかどうかが重要だという深江先生の指摘がありました」。

 ハラスメントについては「『自分はハラスメントは起こさない』と思っている人が最も危ないということです。自分自身も知事、市長をやってきて『起こしてはならない』と常に言ってきた言葉であり、常に意識を持っているんですけど、僕自身もハラスメントの加害者になりかねないと改めて認識しました」と自戒していた。

 同党総務会長の黒田まりこ氏は「2~3年前からハラスメントに関しては、議員間でも認識を持たないといけないとの話し合いが行われてきまして、今回準備が整ったので初めて行った」と説明した。

 3回行われた同研修で、横山英幸・大阪市長は全て欠席したという。憤りを隠せない吉村代表は、記者から質問が出る前に「今回の研修、全員参加、義務化。これは総務会長のもとで決まりましたので、横山市長も補講を受けてもらいます!」と宣言していた。