F1レッドブルと姉妹チーム・レーシングブルスの来季ドライバー決定は〝社内政治〟が大きくかかわっていると、元F1ドライバーで優勝7回を誇るファンパブロ・モントーヤ氏(50=コロンビア)が語った。

 両チームはマックス・フェルスタッペン(オランダ)以外の来季ドライバーが未定。ただアイザック・ハジャール(フランス)の昇格とF2に参戦中のアービッド・リンドブラッド(英国)の加入が確実視され、残る1枠をかけて角田裕毅とリアム・ローソン(ニュージーランド)が争うという構図となっている。

 専門メディア「F1 OVERSTEER」によると、モントーヤ氏は角田が残留する可能性について「政治的な理由から可能性はわずかにあると思う。ここで、それについて話したくはないが、白黒はっきりした話ではない」としながらも「(アドバイザーの)ヘルムート(マルコ博士)が決定を下すのなら90%の確率で彼(角田)はチームを去るだろう」と指摘したという。

 その上で同氏は「ヘルムートが決定権を100%握っていない場合、すべてが明確になるわけではない」とし「ユウキの仕事は理想的ではないが、向上している。もう1年与えればユウキは状況を調整し始めることができる。ユウキはレッドブル内で依然として非常に強い政治的なつながりを持っており、彼がそこにとどまることができると思います」と分析した。

 レッドブルは来季のドライバーについて今季最終戦アブダビ・グランプリ(GP)前にも決定する方針。だが、レッドブルのローラン・メキース代表、同本社のオリバー・ミンツラフ氏、マルコ博士の力関係が大きな影響を及ぼすのは間違いなさそうだ。