侍ジャパンの宮崎強化合宿が12日に最終日を迎え、打ち上げとなった。
井端弘和監督(50)ら首脳陣、選手、スタッフが囲む中で手締めのあいさつを行った坂本誠志郎捕手(32)は「東京に行って韓国代表との試合になりますが、3月の本戦に向けてみんなでいい準備をして、いいアピールをしてやっていきましょう」と15日から行われる日韓戦(東京ドーム)に向けて意気込んだ。井端監督も「きっちり仕上げられたのが非常によかったと思います。ある程度、日本で取り入れられるルールに順応してきたかなと思います」とピッチコムなどへの手応えを明かした。
国内組選手の最終選考も兼ねて行われた今回の強化合宿。そのため若手選手主体のチーム編成となっているが、来年3月に行われる第6回WBCの代表招集に向けて当落線上にいる選手も存在する。今後は日韓戦の成績や海外組選手の動向などを注視しながら最終的な決定がされていく見込みだが、メンバー入りを目指す若武者たちの思いの中にはあの大物メジャーリーガーの姿が見え隠れしている。
選手の1人は「WBCでも日の丸を背負いたい気持ちがあるのはもちろんですが、やっぱり大谷翔平と一緒にプレーしてみたいという欲の方が強い。自分の野球人生の中での最大目標の一つ」とドジャース・大谷翔平投手(31)への思いを明かす。別の選手も「大谷さんとともにプレーする機会は自分がメジャーに挑戦するほかでは侍ジャパンしかない。そうなるとメンバー入りできるかもしれないこの機会はやっぱり逃したくないですよね」と思いを激白した。
思えば2023年3月に行われた前回大会の第5回WBC決勝・米国戦前、大谷は本場の超一流メジャーリーガーたちに気後れしないよう「憧れるのをやめましょう」と当時の侍ナインを鼓舞したこともあった。今では、その大谷自身が「憧れの対象」となっていることは疑いようがない。
若手選手にとっては、メジャーのトップを走り続ける大谷とグラウンドで肩を並べることが何よりの夢。今回の招集メンバーに「大谷翔平」の名前は当然ながらなかったものの、姿を見せずとも侍ジャパン全体のモチベーションとなっているようだ。












