れいわ新選組の山本太郎代表は6日に開かれた参院本会議で、高市早苗首相の所信表明演説に対する代表質問を行った。

 壇上に立った山本氏は与野党議員に一礼したあと「国民のみなさん、株価が上がった。景気が良くなる。そんな報道にだまされないでください。毎度のことです」と訴えると、歴代内閣の発足直後に株価が上昇したことを説明。その上で「どれだけ株価が上がろうと一般庶民の生活にほぼ影響なし。総理、現在の株高をどうとらえていますか」と迫った。

 これに高市首相は「株価につきましては経済状況や企業活動などさまざまな要因によって市場において決まるものです。その要因等を一概に申し上げることは難しいことから、コメントすることは差し控えます」と答えた。

 次に山本氏は「給付金は限定ではなく、物価高が収まるまでのあいだ季節ごとに10万円の一律給付が必要。大金持ちにはあとから税で回収を。総理、(給付金を)やりますか」と真剣な表情で問うた。

「夏の参議院選挙で自民党は、公約として掲げた給付金については国民の理解が得られなかったことから実施しない。季節ごとの10万円の一律給付も含め、実施しません」(高市首相)

 小泉純一郎内閣で総務相や郵政民営化担当相を歴任した慶応大学の竹中平蔵教授は秋の叙勲で旭日大綬章を受章した。

 山本氏は高市首相と竹中氏の関係を「〝総理の師匠〟ともいえる。竹中さんは現在、連立を組む日本維新の会のなかでも重要ポジションを歴任。この(高市)政権が向かう象徴する存在とも言えます」と指摘した。

 高市首相は竹中氏の旭日大綬章を受章、その功績について説明する前に「私の師匠とおっしゃいましたが、師匠だったことはございません」とキッパリと否定し、「この秋の叙勲は石破内閣で閣議決定されたことですので、私は竹中平蔵氏の功績書を持っているわけではございません」と説明した。

 終了後、山本氏は取材に対し「別の師匠さんがいらっしゃったのかもしれませんね、松下政経塾とかに。(高市首相は)自分の選挙の時に(竹中氏に)応援にきてもらったりとか、ある意味、小泉、竹中ラインというところを応援、宣伝していた立ち位置だったので。師匠筋と言ってもいいと思ったんだけど、直接の筋ではないということは(違うと)言っとかなきゃ、マイナスイメージになると思ったんですかね」と振り返った。