ワールドシリーズ(WS)を2年連続で制覇したドジャースは3日(日本時間4日)、地元ロサンゼルス市内で優勝パレードを行い、ドジャー・スタジアムで祝賀会を盛大に催した。

 9月に今シーズン限りでの現役引退を表明したクレイトン・カーショー投手(37)にとっては、これ以上ない花道となった。MLB通算18シーズンで223勝を挙げ、10月のポストシーズンからは救援不安からブルペンで待機。延長18回まで戦ったWS第3戦では8番手として12回に登板し、二死満塁の大ピンチを切り抜けて勝利に貢献した。

 昨季は故障やリハビリの影響で7試合の登板にとどまったが、今季は23試合に登板(救援1)。現役最終年とは思えぬ11勝2敗、防御率3・36の好成績でチームに9個の貯金をもたらした。

 大観衆のスタンディングオベーションを受け、壇上でマイクを握ったカーショーは「フレディ(フリーマン)に『今日は泣かない』って言ったんだ…」と言いながら目に涙を浮かべ、しばらく沈黙したまま言葉を探し「それがうまくいくかどうかは分からない」と口を開いた。

 そしてチームメートや家族、ファンへの感謝を述べ「昨年、私は生涯ドジャースだと言いました。それが今日、現実になった。私は生涯チャンピオンだと言える。それが消えることはありません」とスピーチし、大喝采を浴びた。

 数少ない生え抜き選手の一人であるカーショーは、デビューも引退もドジャースで迎えた。「彼らは来年もまた優勝するだろう。そして私も皆さんと同じように応援するつもりです」。OBとして今後も後輩たちの活躍を見守っていく。