高市早苗首相は24日午後、国会で就任後初の所信表明演説を行った。

 名前を呼ばれ壇上に上がった高市首相がしゃべり始める前からヤジが飛び交う異様な空気の中、高市首相は「私は日本と日本人の底力を信じてやまない者として、日本の未来を切り開く責任を担い、この場に立っております」と語り始めた。

 優先課題として「強い経済」「責任ある積極財政」を基本方針に掲げ、物価高対策に迅速に取り組むと明言。ガソリン税の暫定税率、軽油引取税の廃止を目指すとした。

 本会議終了後、国民民主党の玉木雄一郎代表は自身のX(旧ツイッター)に「高市総理の所信表明演説は強い気持ちが伝わってくる内容でした」と高く評価し、「経済政策の方向性はやはり重なりが多く、あとは政策の具体性とスピードをどう上げていけるか。ガソリン暫定税率の年内廃止と年収の壁の更なる引き上げは即効性のある物価高対策。実現に向けた高市総理のリーダーシップを期待します!」と投稿した。

 立憲民主党の小沢一郎氏も自身の見解をXに連続で投稿した。「予想通り、高市内閣の所信表明演説は中身が無い。『不安を希望に変える、政治への信頼を回復する』などと言うが、そもそも自民党が元凶であり、謝罪が先。だが、反省・謝罪するどころか、裏金議員を積極登用するなど国民の神経を逆撫で。最初から最後まで嘘ばかりで国民を完全に馬鹿にしている」と徹底的に批判した。

 具体的な政策についても酷評は止まらず、「物価高対策についても危機感ゼロ。実質賃金は継続的上昇の定着を目指すどころか8か月連続でマイナス。現状認識が乏しく、深刻さに向き合っていない。何より今日の物価高の元凶である円安と異次元緩和、つまりアベノミクスの負の遺産について言及がないため、物価高を食い止めるのは不可能」と断じた。