ジャーナリストの田原総一朗氏が23日、自身のX(旧ツイッター)に投稿した謝罪文をめぐって非難の声が相次いでいる。

 田原氏は19日放送の討論番組「激論!クロスファイア」(BS朝日)でMCを務め、自民党・片山さつき氏、立憲民主党・辻元清美氏、社民党・福島瑞穂氏と「高市早苗首相」を見越した議論を行っていた。その中で田原氏は「(高市氏に)反対すればいいじゃん」「あんな奴は死んでしまえと言えばいい」と発言し、他の出演者から制止される一幕があった。

 23日になって田原氏はXで謝罪。「発言の主旨は、野党に檄を飛ばそうとしたものでしたが、きわめて不適切な表現となり、深く反省しております。本当に申し訳ございませんでした」と説明した。

 しかし、謝罪してもなお厳しい意見が寄せられている。

 明治大の飯田泰之教授は「私……いつも失敗に寛容であるべきだと主張しつづけてるけど、これはだめだ。言い訳先行でしかも謝罪相手もあいまい。ここまで舐め腐った態度を許していたらもうオールドメディアは何も糾弾・批判する資格がないだろう」とポストした。

 また、経済評論家の渡邉哲也氏は「高市総理に謝罪してください。謝罪相手は視聴者ではありません。その上で視聴者に報告するのが筋です。許しを乞うべきは、高市総理であり、視聴者ではない」と喝破した。

 一方で、田原氏の謝罪に理解を示したのが元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏。「テンションが上がってしまったんだと思います。謝罪したのだから司会者をこれ以上、責めるのは違う」とした上で、「問題はこの番組のプロデューサーでありディレクター 編集せずにあれを流すということはつまりそのメッセージを届けたいという事 田原さんを責める話より遥かに闇が深く大きな問題」とテレビ局の責任を指摘した。

 外務副大臣に就任した国光あやの氏「田原さん、お世話になります。お詫び頂きよかったと思います。健全なジャーナリズムのため、長年歴史を切り拓いてこられた田原さんだからこそ、範を示して頂けるよう、よろしくお願い申し上げます」とおもんぱかった。

 なお、BS朝日は21日に田原氏に厳重注意したことを明かしている。