パドレスで監督を務めたマイク・シルト氏(57)が2年の任期を残して突如辞任し、球団内外に波紋が広がっている。
シルト氏は球団史上初めて2年連続のシーズン90勝、ポストシーズン進出に導いたが、今年はワイルドカードシリーズでカブスに敗退。すると、13日(同14日)に辞任が電撃発表された。シルト氏は「過酷な戦いが精神的、肉体的、感情的に大きな負担になった」と説明していたが、より詳細な情報が明らかにされた。
15日(同16日)の地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」によると、シルト氏が「シーズン終盤に一部のファンから殺害予告を受けていた」と伝え「私が去る理由の一つはストレスと誰も満足させられないことへのいら立ち。私は帰ることに決めた。もうこれ以上、それに付き合うことに疲れた」と語っている。
また、チームが好成績を残した一方、コーチとの間にはあつれきも生じていたという。
「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は「情報筋」の話として「コーチの一人がシルトに侮辱されたと感じ、乱闘寸前になった」と報じている。
シルト氏は2021年までカージナルスでも監督を務めたが、方向性が一致せず、1年の任期を残して解雇された。同記者は「シルトは率直で気性が激しい性格人物として知られ、セントルイス(カージナルス)で好成績を残したシーズン後に解雇された。彼がサポートスタッフを適切に扱っていないという見方があった。今回の状況はかなり酷似している」と伝えた。
シルト氏は前出の地元紙に対し「高い基準を持ち、それを人々にも求めてきた。選手や組織のためであり、それが私の仕事だった。厳しく当たったことは認めるが、謝罪するつもりはない」などと語っている。球団は後任探しと新たな体制づくりを急いでいる。












