米アラバマ州の民家で女性のバラバラ遺体が発見されたが、捜査の結果、飢えた2匹の飼い犬に食べられたことが分かった。米メディア「ABC 33/40」が先日、報じた。

 10月4日午後4時ごろ、米アラバマ州ブラント郡の民家で女性のバラバラ遺体が発見され、捜査が行われた。当局は、リタ・トーマスさん(60代後半)の死因について自然死とみている。

 ブラント郡保安官マーク・ムーン氏は「発見時の遺体の状態から死因は断定できないものの、犯罪行為の疑いはなく、自然死だ。犬に襲われて亡くなったわけでもない」と述べた。自宅の外階段で何らかの健康被害を受けた可能性があるとみている。

 トーマスさんが3週間も姿を見せておらず、郵便受けに郵便物が溢れていると近隣住民から心配の声が上がったことを受け、保安官代理が安否確認のため派遣された。到着すると、保安官代理は敷地内に散乱した遺体を発見した。捜査官は、トーマスさんが死亡していたのは7~8週間前だった可能性があるという。

 トーマスさんは犬2匹と猫1匹をペットとして飼っていた。無線式の首輪で囲われていた犬たちは、他の場所で餌を探すことができず、飼い主の遺体を食べたようだ。野生動物も、遺体を食べたと考えられている。

 犬たちは、人間の遺体を食べることで発生するバイオハザードのため、安楽死させられた。猫も栄養失調だったため、健康状態の悪化により安楽死させられた。