学生3大駅伝の開幕戦「第37回出雲全日本大学選抜駅伝」(13日、島根・出雲市)を前に、中央大が2年ぶりの出場で悲願の初優勝を狙う。12日の監督者会見で、藤原正和監督(44)は「出雲は2大会ぶりの参加。昨年は箱根駅伝の予選会という、華やかさやプレッシャーのかかり方が全く違う戦いをしてきた中で、また出雲に戻ってこられたことをうれしく思う」と率直な心境を明かした。
チームは4年生の2人を除き、ほぼ全員が初出場というフレッシュな布陣。指揮官は「夏に非常にいい練習ができた。明日は全体として楽しんで走っていきたい」とした上で、「出雲ではまだ優勝がない。もちろん初優勝を目指したいが、学生たちと立てた目標は〝確実に3位以内〟。優勝にチャレンジした中での3位以内をつかみ取りたい」と言葉に力を込めた。
注目は4年生の溜池一太と吉居駿恭。いずれも1万メートル27分台の自己ベストを持ち、トラックでも結果を残してきた実力者だ。藤原監督は「この2人の経験者を軸に、明日は6人でしっかり戦っていきたい。トラックで磨いたスピードを、この出雲の短い区間でどう生かすかが鍵になる」と期待を寄せる。
出雲は2時間ほどで決着する〝スピード駅伝〟。中大はチーム全体の1万メートル平均が28分04秒45と出場校トップクラスを誇る。藤原監督は「中大らしいスピードを見せたい。まずは出雲で勢いをつけて、全日本、箱根とつなげていきたい」と話した。
箱根駅伝で14度の総合優勝を誇る伝統校が、いまだ手にしていない出雲の頂へ。4年生コンビを中心に、深紅のたすきが悲願の初Vへと挑む。











