学生3大駅伝の開幕戦「第37回出雲全日本大学選抜駅伝」(13日、島根・出雲市)を前に、国学院大が2年連続3度目の頂点を狙う。12日の監督者会見で、前田康弘監督(47)は「昨年のチャンピオンチームとして臨む大会。もちろん目標は連覇。選手とともに頑張ってきた」と語ったが、「プレッシャーはなく、チャレンジャーの気持ちでしっかり臨みたい」と気を引き締めた。

 前回はエース・平林清澄(現ロジスティード)を擁して全日本との2冠を達成。今季はその平林が抜けたが、昨年の出走メンバーから青木瑠郁(4年)、野中恒亨(3年)、主将の上原琉翔(4年)、補欠の辻原輝(3年)ら4人の経験者が残る。前田監督は「大混戦になる駅伝になると思う。つなぎの4、5区がどのチームも非常に大事」と分析した。

 注目は5区にエントリーされた高山豪起(4年)。前回は優勝メンバーから外れたが「若い選手を使いたいと思っていた中で、4年の高山が夏から状態も良く、誰よりも練習をしてこの座を自分でつかみにきた。昨年入れなかった悔しさを持って夏に取り組んでくれた」と指揮官は評価。「5区の高山の走りが、私どもの肝になる」と力を込めた。

 王者として迎える出雲。再び頂点をつかむため、国学院大は〝挑戦者〟の覚悟でスタートラインに立つ。