ボクシングの元世界4階級制覇王者・井岡一翔(36=志成)の今後の動向に注目が集まっている。井岡はWBAバンタム級で9位にランクイン。本人は意思を表明していないものの、スーパーフライ級から階級を上げて日本初となる5階級制覇に挑戦するとの見方が強まっている。

 元OPBF東洋太平洋バンタム級王者でボクシングトレーナーの椎野大輝氏が自身のYouTube「GACHIBOX CHANNEL」で井岡について言及。「びっくりですよ。個人的には井岡選手、バンタムに行かないと思ってたんで。スーパーフライ級でも、まだ減量そんなにキツくないのかなという印象だったので」と率直な感想を口にした。

 その上で「好きな選手なのでチャレンジは見たい。新しいバンタム級への挑戦というのはすごい楽しみ」と熱視線。「那須川天心選手と井上拓真選手の勝者がやっても面白いと思うし(WBA休養王者の)堤(聖也)選手とやっても面白いと思う」と将来の日本人対決の実現にも期待を寄せた。

 さらに、階級変更による影響については「ボクシングの経験、キャリア、技術というのは今のバンタム級でも1個抜けると思いますよ。井岡選手の技術力は相当高いところにあるので、全然通用すると思いますね」と断言する。

 一方で「ただ、多少の技術の差というのはフィジカルでつぶせたりもする。タフネス、フィジカル、スタミナで技術が殺される可能性もある。それ以上の技術の差があれば、技術で完封できる。より技術を高めてフィジカル、パワーを抑え込むことができるかどうか」と課題も挙げた。