ボクシングの元3世界階級制覇王者・亀田興毅氏(38)がファウンダーを務める興行「SAIKOU×LUSH」は24日、リモート会見を開き、10月25、26日に開催するキルギス大会の2日目に、契約する元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(30=メキシコ)がWBCアジア・フェザー級王者サタポーン・サアット(22=タイ)と対戦すると発表した。
ネリは世界3階級制覇王者・中谷潤人(27=M・T)が世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)に勝利すると予想し、「中谷に勝てる自信がある」と豪語した。
日本では問題児として知られ、2024年5月には井上と対戦して敗れたものの、ダウンを奪う見せ場をつくり、今年2月には興毅氏のいとこ亀田京之介(MR)にKO勝ち。世界王座返り咲きを望んでおり、7月に同興行と5試合の契約を結んだ理由を「提示された内容がとてもよかった。興毅さんが信頼できる人柄で、この人とやってみたいと思った」と理由を説明した。
キルギス大会初日には京之介と元世界3階級制覇王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)が対戦し、両者ともネリ戦を希望している。
ネリは「若いしスピードがある。ノックアウトできるんじゃないか」と京之介が勝つと予想しながらも、「一度しっかり勝っているし、もっと大きいビッグマッチをやりたい」と再戦への興味はないとした。
階級はスーパーバンタム級が最善との考え。だが、同級は井上が全団体の王座を保持していることから「ハードルが高い」と見ており、フェザー級で3階級制覇を達成して、スーパーバンタム級に戻すことも示唆した。
そして、来年の対戦が計画されている井上と中谷については中谷が勝つと予想。5月にラモン・カルデナス(米国)が井上からダウンを奪ったパンチと自身が井上からダウンを奪ったパンチがともに左フックだったことから「井上はああいうパンチを苦手にしているんじゃないか。中谷はカルデナスのように長身でリーチが長くてスタイルが似ているので、かみ合えば勝つと思う」と理由を語った。
さらに、井上に勝利した中谷と対戦することが「最も望む試合」と訴え、「中谷に勝てる自信がある。中谷のスタイルは俺にとってやりやすい」と豪語。興毅氏は「その時が来たら面白いんじゃないですか。彼が望む試合はプロモーターとして実現させていきたい」と前向きな考えを示した。
ネリは井上に対しては、フェザー級で王者になれば「リベンジのチャンスが欲しい」と主張。井上戦の敗北について、井上が実利力で上回っていたことを認めつつ、「コーナー際の作戦でミスがあった。後悔が残っている」と振り返り、「今度こそ勝つ自信があるが、日本ではやりたくはない。日本は遠いし、食事も環境も違って、コンディションが作りにくい」と、自身のホームであるメキシコか米国カリフォルニアでの対戦を希望した。
問題児は再び日本の強豪の前に立ちはだかるか。












