ボクシングWBO世界スーパーフライ級王座決定戦(20日、両国国技館)で、同級4位イスラエル・ゴンサレス(29=メキシコ)と対戦する同級3位・寺地拳四朗(34=BMB)が9日、都内で公開練習を行った。1階級上げてたくましくなった肉体を披露して、3階級制覇へ闘志を燃やした。
見事に隆起した肩から腕の筋肉。それは名前の由来である漫画「北斗の拳」の主人公ケンシロウをほうふつとさせた。自身も筋肉、パワー、耐久力が「ついた気はする」といい、「体負けしないのは試合の中ですごく大きいポイントになると思う」と効果を実感。その言葉通り、この日に披露したミット打ち、サンドバッグ打ちでは以前より増したと思わせる大きな音を響かせていた。
拳四朗の同級初戦は昨年12月にサウジアラビアで予定されていたが、相手のIBF同級王者ウィリバルド・ガルシア(メキシコ)が試合当日に体調不良を訴えて無念の中止。今回、同級で2度目の調整を行うことになったのが、「フィット感は前回の時よりいい気がします」といい方向に働いた。
相手のゴンサレスはファイター型が多いと言われるメキシコの出身であるが、拳四朗を指導する加藤健太トレーナーは「メキシカンなんですけど、メキシカンぽくない動きというか、後ろに下がりながら、好戦的なアウトボクシングみたいな感じでやってくる」と分析。「そこを追いすぎてもよくないし、引き込む場面も出てくるだろうし、そこの部分をしっかり警戒してやっていきたい」と対策を練る。
拳四朗は「足止めて打ち合うのは向こうが得意な方だと思う。その辺はあまり付き合わないようにしたい。序盤はしっかりジャブ突いて、自分の距離作れれば、と思っている。そこからは自分のペースでどんどん攻めていければと思う」とイメージ。「無理にKOとか狙っている感じではなく、とりあえず勝てる試合、勝つ試合をと考えて、その流れで倒せるチャンスがあれば倒しには行く」と、結果にこだわって戦う考えだ。
パワーでチャンピオンベルトをつかむか。












