公明党・斉藤鉄夫代表は10日午後、国会内で自民党・高市早苗総裁との党首会談を行ったあとに開いた会見で、自公の連立政権から離脱する方針を正式に表明した。
斉藤代表は「政治とカネの取り組みは公明党の〝一丁目一番地〟です。自公連立政権はいったん白紙とし、これまでの関係に区切りを付ける」とスッキリした表情で述べ、報道陣からの質問にも真摯に答えた。
公明党はこれまで自民党に対し、企業・団体献金の受け手を党本部と都道府県連に絞るという規制強化の実現を強く求めてきた。
「自民党の回答は『基本的には、これから検討する』という、誠に不十分なものであり、極めて残念だ」と悔しさをあらわにした。
「国政選挙後に新たに不記載問題に関係した秘書が略式起訴されるなど新たな事柄も起こっており、よりいっそうの全容解明やけじめが望まれているにもかかわらず、すでに決着済みと国政運営に取り組む姿勢は国民の感情とかけ離れており、これでは政治への信頼回復はおぼつかない」と連立離脱の動機を述べた。
今後、「自民党との関係について閣外協力をしていくのか」との質問に斉藤氏は「閣外協力ではないです」とした。
「連立政権の中で公明党は、数が少ない方で与党全体の中でなかなか意見が言いにくく、我慢してきた面もたくさんある。今回その枠組みから離れるのである意味、自由にいろいろな提案ができる。他党との連携の中で政策実現をしていく新しい政治を目指していきたい」と意欲を語った。
1時間半におよんだ会談で、高市氏の様子はどうだったのか。
「納得した様子ではなかった。こちらが出した条件に対して『これから検討する』、『政治とカネの問題について改革していくので時間がほしい』と何回も言っていた」と振り返った。












