ドジャースの〝韓国の至宝〟キム・ヘソン内野手(金慧成=26)が悲願のポストシーズン(PS)初出場で大仕事をやってのけた。

 フィリーズとの地区シリーズ第4戦が9日(日本時間10日)、本拠地ドジャー・スタジアムで行われ、同点の延長11回、ついにキム・ヘソンのPSデビューの瞬間がやってきた。一死からエドマンが安打を放つとデーブ・ロバーツ監督は代走に俊足内野手を指名した。

 背番号6は期待に応え二死からマンシーの中前打に好スタートを切り、三塁へ到達。二死満塁からパヘスの投ゴロでホームへ突進した。これを相手投手カーカリングがファンブルしたうえまさかの本塁悪送球。捕手が本塁上にいたため一度は通り過ぎる形となったキム・ヘソンだが、冷静に踏み直してサヨナラ勝利となった。 

 これを米メディアも絶賛。「LAタイムズ」のジャック・ハリス記者は「結末の荒々しさの中で、キム・ヘソンは安全を確かめるためにホームベースに戻って再びホームベースを踏んだ。これは、最初はホームベースを素通りしたように見えたので、賢明な動きだった」とたたえた。

 韓国メディアもヒーローに大興奮。「SPO TV」は「キム・ヘソン投入の時だ」と活躍を報じた。「『その時間』が来た。キム・ヘソンがドジャースのリーグ優勝決定シリーズ進出を導くサヨナラ得点の主人公になった」と拍手を送った。

 同記事はキム・ヘソンの走力が相手投手の悪送球を呼び込んだと断言すると、「このような印象は今後ロバーツ監督のキム・ヘソン起用にもより弾力を付けることができる」と出場機会の増大を確信していた。