ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官が、2026年ミラノ・コルティナ五輪について言及した。

 中国・北京で行われたフィギュアスケートのミラノ・コルティナ五輪最終予選では、個人の中立選手(AIN)として出場した女子のアデリア・ペトロシャンと男子のピョートル・グメンニクがともに五輪出場枠を確保。22年から国際スケート連盟(ISU)はウクライナに侵攻するロシアと同盟国ベラルーシ勢の競技会参加を認めなかったが、中立の立場が証明された選手がミラノ・コルティナ五輪の最終予選への出場が認めれていた。

 ロシアメディア「sports.ru」によると、ペスコフ大統領報道官「選択は選手次第だと考えている。そして、選手たちはあらゆる方法で奨励されるべきであり、最高峰の国際大会に向けたトレーニングスケジュールは維持されるべきだと信じている」と中立の立場として五輪に出場することを歓迎。さらに「アスリートたちは自らの利益と国の利益を守りながら国際大会への参加を続ける必要がある。アデリア・ペトロシャンが表彰台に立つなら、彼女こそが私たちの旗となるからだ」と指摘した。

 その一方で「私たちは国際オリンピック委員会(IOC)の立場に反対です」ときっぱり。「二重基準は今も続いている。しかし、それは私たちが不機嫌になり、背を向け、みんなとの交流をやめるべきだという意味ではない。私たちは交流し、私たちの立場を主張し、国際大会への参加を継続しなければならない」と対話を継続する意向を示した。