MLB公式サイトが23日(日本時間24日)にMVPの最終模擬投票の結果を発表した(記録は22日=同23日時点)。ナ・リーグはドジャースの大谷翔平投手(31)が独走態勢だが、ア・リーグはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)とマリナーズのカル・ローリー捕手(28)が大激戦の様相だ。
大谷は1位票を40票中36票獲得と圧倒。投手としては6月16日の復帰後、13試合に先発し、41回で54三振9四球、防御率指標FIPは2.12と40回以上投げた投手でリーグ3位。同サイトは「直近13回2/3で自責点1、被打球のバレル率もわずか3.9%と極めて低い」と絶賛したが、打者だけでもぶっちぎりだ。
「リーグトップの得点(141)、本塁打(53=シュワバーと並ぶ)、OPS(1.015)、wRC+(172)を誇り、打撃だけでもMVP級。そこに投球が加わることで大谷の4度目のMVP受賞はほぼ確実」と評価した。
2位はフィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)で1位票4票を得た。
一方、ア・リーグは「ジャッジとローリーの選択は、球界幹部でさえ判断が難しい」と評されるほどの大接戦。ジャッジが1位票21票、ローリーが19票と僅差だ。
ジャッジは直近14合で6本塁打を放ち、2年連続、4度目の50本塁打まであと1本。出塁率(4割5分1厘)、長打率(6割7分2厘)、fWAR9.2はメジャー1位だ。打率3割2分6厘はリーグトップで、史上最も背の高い首位打者(201センチ)と話題を呼んでいる。
対するローリーは、直近のアストロズ戦3連戦で2本塁打を放ち、チームを2001年以来となる地区優勝へ大きく近づけた。58本塁打は球団記録を更新し、捕手として史上初の60本台到達も視野に入れている。同サイトは「優勝チームの主砲としての実績はMVPにふさわしい」と高く評価している。
同サイトが20日(同21日)に発表した球団幹部14人よる投票ではローリー7票、ジャッジ6票、同点1票の結果だった。スポーツ賭博サイト「ドラフトキングス」のオッズではマイナス150で2人は並んでいるが、「BetMGM」はローリーがマイナス120でジャッジのマイナス110を上回っている。全米野球記者協会(BBWAA)の記者30人による投票はまもなく締め切られるが、MVP発表当日まで論争は続きそうだ。












