パ5位の西武は23日のロッテ戦(ZOZOマリン)に0―1と今季14度目の零封負け。残り10試合で借金は再び10に膨れ上がり、今季の勝ち越しもなくなった。

 また3位・オリックスとのゲーム差も「8」に拡大。最短で24日にも2016年以来、西武になって3度目の3年連続Bクラスが確定する。

 試合は今季初先発の唐川に7回散発3安打に抑え込まれるなど、近年の課題とも言うべき「得点力不足」がまたも露呈する格好となった。9回に1安打2四球で無死満塁の好機を作りながら3番手・横山の前に山村が捕邪飛、セデーニョが空振り三振、平沼が遊ゴロと注文通りに打ち取られ、あっけなくジ・エンド。西川の後逸など2つのミスがらみで足を引っ張られながらも8回4安打1失点(自責点0)と好投した与座海人投手(30)が見殺しにされ、今季5敗目を喫した。 

 それでも右腕は「全体的には最少失点というところは良かったと思いますが、チームが負けてしまった部分は自分の責任でもあると思います。2回の1点をどうにか防ぐことができていれば結果は変わっていたと思います」と敗戦の責任を背負い込んだ。

 歴史的なシーズン91敗、借金42を記録した昨季はチーム打率2割1分2厘、350得点(平均2・4点)の超低空飛行。今季もここまで133試合を消化しチーム打率2割3分3厘、チーム得点は2年連続12球団ワーストの377点(平均2・8点)と攻撃面の低迷が続いている。

 個別に見れば1番が板についてきた西川、4番・ネビン、5番・渡部聖と昨年まではいなかった〝個〟が出てきてはいる。しかし相手目線で見れば一発のない打線はまだまだ迫力不足で、今後どう厚みをつけて「軸」や「つながり」をつくっていくのか。

 西武の課題である得点力不足の解消には、まだ時間と知恵や工夫が必要なようだ。