れいわ新選組の高井崇志幹事長は18日に国会内で開いた会見で、自民党総裁選(22日告示、10月4日投開票)などについて言及した。

 総裁選をめぐっては林芳正官房長官がこの日、正式に出馬表明。高市早苗前経済安全保障相は国会内で報道陣に対して出馬の意向を表明。19日に会見を開き、自身の政策を発表するという。

 これで総裁選は茂木敏充元幹事長、小林鷹之元経済安全保障担当相、20日に正式な立候補表明を予定している小泉進次郎農水相を入れた5人によるバトルが有力視されている。

 高井氏は「正直、同じ顔ぶれかと。前回の9人が5人になった。『解党的出直し』と銘打ってる割には同じメンバー。政治改革、裏金問題の解決、企業団体献金の禁止まで踏み込むような総裁候補が出るなら面白い、期待が持てる総裁選ですが、どうやらそうじゃないですね」と指摘した。

 その上で「みんな同じような政策で『(総裁選後)どの野党と組むか』と。夢やビジョンを語るのではなくて目先のびぼう策というか、こんなことで『解党的出直し』とは、言葉だけだなと。誰がなっても一緒だというのが印象です。新総裁に誰が期待しているか、国民の皆さんは見透かしていますよね。自民党に対する不満が頂点に達していますね」と述べた。

 自民党、公明党、立憲民主党の3党は19日にも所得に応じて給付や所得税が控除を行う「給付付き税額控除」をめぐって党首会談を行う方向で調整に入った。

 与野党によるこうした動きに高井氏は「(立憲は)順番が違うんじゃないですかね。踏み込んで党首会談までね、維新や国民に後れを取ったから立憲も連立交渉をしているのかみたいなね。連立までしなくても手柄争い。もうちょっと野党第一党としてどっしり構えて、野党全体の意見を踏まえてほしい。給付付き税額控除は立憲さんしか言っていない。ほかの野党は賛成していないじゃないですか」と語った。