MLB終盤戦で注目を集めているのが、東西の両海岸を代表する2人のスーパースターだ。ドジャースの大谷翔平投手(31)とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)が、ともに「2年連続50本塁打」という歴史的偉業に挑んでいる。
2人が達成すれば、伝説のベーブ・ルース(1920~21年、27~28年=いずれもヤンキース)、ケン・グリフィー・ジュニア(97~98年=マリナーズ)、マーク・マグワイア(96~99年=アスレチックス、カージナルス)、サミー・ソーサ(98~2001年=カブス)、アレックス・ロドリゲス(01~02年=レンジャーズ)に続く、史上7人目と8人目となる。
米スポーツ専門局「ESPN」や米メディア「ヤードパーカー」が両雄の記録達成について大きくクローズアップし、注目が高まりつつある。
9日(日本時間10日)時点で大谷が48発、ジャッジは43発。ペース的に先行するのは大谷だ。昨年、史上初の「50―50クラブ(50本塁打&50盗塁)」に名を刻んだ二刀流スターは、今季も打率2割7分9厘、出塁率3割8分9厘、長打率6割1分2厘と打棒健在。17盗塁もマークしており、ドジャース打線の大黒柱として健在ぶりを誇示する。
一方のジャッジは大谷にこそ本塁打数で遅れをとりながらも打率3割2分1厘、出塁率4割4分3厘、長打率6割5分6厘と驚異的な数字をたたき出し、三部門すべてでメジャートップに君臨。43発に加え28二塁打、11盗塁も記録しており、BetMGM社の最新オッズではア・リーグMVP最有力とされる。すでに3度にわたって50本塁打をクリアしてきた怪物が再び快挙に挑む構図だ。
歴史的記録を追う2人は、同時にポストシーズンをにらんだデッドヒートの最中でもある。ドジャースはパドレスと西地区首位を争い、ヤンキースも激戦のア・リーグ東地区で生き残りをかけている。球界を背負う両雄がチームの行方を左右しながら、球史に名を刻む瞬間を待つ。












