真価が問われる一戦となりそうだ。ボクシングの元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏(70)が9日、自身のYouTubeチャンネル「具志堅用高のネクストチャレンジ」を更新し、元WBA世界同級王者・渡嘉敷勝男氏(65)がゲスト出演。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の防衛戦に潜む〝懸念点〟に言及した。

 井上は14日、愛知・IGアリーナでWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と対戦する。動画内で具志堅氏は「どういう戦い方をするか。そんな簡単に相手は倒れないような気がする」と予想した。

 これに渡嘉敷氏は「井上チャンピオンとやるというので(相手の)モチベーションが全然違うんですよ。この間、ダウンを取った(WBA同級2位・ラモン)カルデナスだって大したことない選手なんですよ、ビデオを見ると。それが井上チャンピオンとやるというので、すごいモチベーションを上げて、すごい研究されて、すごく強くなってきてるんですよ」と指摘する。

 その上で「だから井上チャンピオンが戦っていて『え? これあの選手? すごい強いじゃん』と思っていたらしいですもん。それぐらいモチベーションで、人間が変わるのがわかりましたね。アフマダリエフも(マーロン)タパレスに負けてはいるけど、井上チャンピオンとやるというので、すごいモチベーションでくるから恐ろしいですよ」と対戦相手を強く警戒した。

 戦前では〝井上有利〟との見方が大半を占める。その中でモンスターがいつも通りの実力を発揮し、勝利を収められるか――。