ボクシングのWBC&IBF世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)が王座返上を表明したことで、同階級は再び戦国時代に突入。ファンの間ではWBA&WBC1位・那須川天心(帝拳)とWBC2位に浮上した井上拓真(大橋)による王座決定戦への期待が高まっている。

 日本フェザー級王者でWBC世界同級7位の阿部麗也(KG大和)は、YouTube「ボクサートリオch」で「天心vs拓真」を取り上げた。阿部は「天心選手って、アンチが一定数いる。〝強いのとやってない〟とか。拓真選手は本物と言っていい。玄人好みのいい試合になりそう。技巧派同士のね」と実現に期待する一方で「(天心にとっては)そう甘くないけどな…拓真選手」と率直な印象を口にした。

 また、天心が今年2月にジェイソン・モロニ―(オーストラリア)に判定勝ちした試合を踏まえて「モロニ―選手とやって、内容として勝ってはいたけど、要所要所で後半とか、ちょっと落ちてた部分もあったり、〝どうした?危ない〟という場面もあったりとかを見ると…。拓真選手となったら、そういう一瞬とかは逃さないと思う」と指摘する。

 その上で「スピードだったりスキルの面で言ったら、もちろん天心選手も一級品。スピード、カウンター、当て勘とかはすごいですけど、拓真選手もボクシング界で言ったらトップにいる技巧派ボクサー。引き出しとか対応力というところで言うと(勝つのは)拓真選手かな」と予測した。