石破茂首相が自民党総裁を辞任することを表明した一方で、立憲民主党でもさっそく党内刷新に言及する議員が現れた。
石破氏と交流のある辻元清美参院議員は石破氏の辞任会見を見ながらXを更新。「悔しさが滲み出ている。念願の総理大臣にやっと就任したのに、一年での辞任は無念だろう」と同情を寄せた。また「結局、石破さんは自民党右派に抑えこまれ、自身が主張してきた、地位協定改訂、選択的夫婦別姓、戦後80年談話すら出せなかった」と、石破らしさを発揮できなかったとした。
一方、小沢一郎衆院議員の事務所公式Xは「これは何も自民党だけの問題ではなく、わが党も、このことを他山の石として捉え、自民党に代わり政権を担える政党として国民に支持されるように、全面的な党風の刷新を図っていかなければならないと考えます」と、立憲民主党内の刷新にも言及したのだ。つまり〝野田おろし〟ではないか。
野田佳彦代表にとって石破氏はやりやすい相手だった。8月の衆院予算委員会では企業・団体献金の禁止についてトップ会談をすることを約束、戦後80周年の談話を出すことにもエールを送るなど、両者の距離の近さをうかがわせた。
しかし、石破氏は辞任する。後任の総裁が小泉進次郎氏なら自民党は日本維新の会に接近すると指摘されているし、高市早苗氏は参政党と考えが近いとされている。自民党がほかの野党と協力関係を結べば、野田氏率いる立憲民主党の存在感が埋没しかねない。
立憲民主党関係者は「参院選ではウチも事実上の敗北をしています。参院選は新しい勢力が伸びた選挙でしたが、野田氏は古い政治の代表として見られているのかもしれない。刷新感がないのでしょう」と話している。
石破氏辞任の影響が立憲民主党にもありそうだ。












