立憲民主党の小川淳也幹事長は9日に国会内で会見。自民党総裁選後に召集される臨時国会において、首班指名で政権交代を目指すプランなどについて言及した。

 石破首茂首相が辞任意向を表明したことで自民党は9日、総裁選を22日告示、10月4日投開票のスケジュールで実施することを決めた。新総裁が選出されれば臨時国会で首班指名が行われる見通しだ。

 小川氏は11日に開かれる両院議員総会で党役員人事が決まることを踏まえ「あさって(11日)以降のことについて必ずしもいま責任にある立場にありませんが、現時点における私の思いを申し上げれば…」と前置きしてこう続けた。

「簡単に自民党新総裁に〝新首相〟の座を譲り渡すべきではないと私は思っています。仮に新総裁が新首相になられた場合には、石破首相と野田代表との間でガソリン税や企業献金の見直し、給付金や物価高対策の協議、これらが道半ばなので、(新総裁に)そうした協議には誠意をもって応じてもらえると思っています」

 首班指名をめぐっては衆参ともに与党が過半数割れであるため、立憲民主党をはじめとした野党側の投票動向も注目されている。

 昨年11月に行われた首班指名では、石破氏と野田氏の決選投票になり、ここで一部野党が無効票(84人)を投じたことで石破政権が誕生。野党が一枚岩になれば逆転が可能だっただけに、立憲としては日本維新の会や国民民主党など野党各党に呼びかけて政権交代を実現させるプランもありうるのか。

 小川氏は「当然、自公は過半数割れしているわけですから野党が一致して協力すれば、首班指名によって政権交代が論理的に可能なわけです。ですから私は野党第一党として、私は模索すべきだという考えを持っています」と話した。