高市早苗首相が20日に自身のX(旧ツイッター)に投稿した〝多忙ポスト〟が永田町でも波紋を広げている。

 高市首相は7月に入ってから「土日は、公邸で『骨太方針』『日本成長戦略』『地域未来戦略』に関する分厚い資料を早朝から深夜まで読み続け、2週目は与党審査で加筆修正された部分を熟読検討するなど、高市内閣が初めて骨太方針や概算要求段階から関われる令和9年度予算や本格的に取り組める中長期の成長戦略に向けて、半端ない情熱を注いでいました」とし、海の日には「久々に5時間も睡眠を取れた上(総理就任以来、0時間〜3時間睡眠が常態化)昼からは、手付かずだった大量の洗濯後のハンカチやインナーのアイロンかけと、お裁縫(スカートの裾のほつれのまつり縫いやジャケットの緩んだボタンの補強)を一気に処理」と多忙であることを匂わせた。

 これに「睡眠不足だと、判断力に支障をきたすことだってある」と心配する自民党関係者がいる一方、野党からは「勉強して資料を読み込むことは必要ではないのではないか…」と訝しむ声が上がった。

「霞が関の優秀な各省庁の官僚たちが高市首相を支えていますよ。深夜まで資料を読み込まなくても、官僚に聞けば問題点を答えてくれるはずです。仮に官僚の答えに納得しなくても、担当省庁が間違いなくサポートしてくれます。高市首相は官僚たちの使い方をわからないのではないか、組織の動かし方を知らないのではないかと思ってしまう」(野党関係者)

 高市首相は今週25日まで会期を延長した国会で、自民党と日本維新の会が提出した「副首都構想」関連法案の成立を目指す。

「25日の土曜日まで8日間延長されたが、実質審議は4日間です。高市総理は、24日に審議が行われれば出席されると思うが、睡眠不足の問題は野党側に追求されるかもしれない。どう答えるのか注目されますね」と永田町関係者は語った。