13日で大阪・関西万博が開幕して4か月となる。開幕当初は不人気ともささやかれたが、8日までの入場券販売枚数は1809万枚を超え、黒字化のラインに届いた。閉幕は10月となるが、〝並ばない万博〟はどうなっているのか。

 日本国際博覧会協会(万博協会)は2300万枚の販売を目標としている。残り約500万枚となったが、近ごろは会場がものすごく混んでいるという。

 期間中に複数回訪れている常連男性は「最近はパビリオンの予約がまったく取れません。ネットで予約をするのですが、空いたと思ったら即取られてしまう」と話した。

 並ばない万博というキャッチコピーがあったが、人気パビリオンはネット予約すらできないから〝並ぶことすらできない万博〟なわけだ。「〝並べばどこでも入れる万博〟でも良かったかもしれません」(同)

 開幕から4か月。最初はかなり不満の声も上がっていた。「4月は評判が良くなかったせいかパビリオンはまだ入りやすかったです。人気の企業パビリオンも行けましたからね。その後、虫騒動が落ち着いてからは、ボロクソ言われていたはずなのに来場者やパビリオンの予約は多かったです」と振り返った。

 6月の1日平均来場者数は約12万7000人だったが、7月、8月は暑さのせいか数字を落としている。一方で会期終盤は連日22万人が来場するという予測もある。愛知万博の時も閉幕が近づくにつれて駆け込み的に来場者が増えた。そうなればますます人気パビリオンの予約は難しくなる。

「暑さも和らぐ9月と10月は間違いなく混むでしょう。予約が取れないなら予約不要のパビリオンを回るしかない。コロンビアとかスリランカ、パラオやトンガのような国がある共同館(コモンズ)は入れます。マレーシアはあまり並ばなかったけど民族ダンスが面白かったですよ。予約が取れなくても楽しめます。私もまた行きます」(同)

 行けば何とかなるかも。