井上竜が大ピンチだ。中日は6日の阪神戦(バンテリン)に2―3で敗れて3連敗。借金は10となり、広島に抜かれて5位に転落した。
2―1とリードしながら8回に2番手・藤嶋が佐藤輝に同点適時打を許すと、延長11回には5番手・マルテが大山に痛恨の押し出し死球を与えて痛恨の一敗。井上一樹監督(54)は「ロースコアで勝つのがうちの野球なんだけどそこが今、勝ち切れない」と苦渋の表情を浮かべた。
3位・DeNAとは、まだ3・5ゲーム差ながらも8月に入ってから1勝4敗。中日OBで元バッテリーコーチの金山仙吉氏(73)は「まだAクラスの可能性は十分あるし焦る必要はない。ただこのままズルズルといってしまえばAクラスではなく、ヤクルトとの争いということにもなりかねない。井上監督には選手の緊張感が途切れないようにうまくチームをまとめていってほしい」と、ここからが正念場と見ている。
中日は2023年、24年と2年連続でヤクルトとし烈な最下位争いを繰り広げてきた(23年が借金26、24年が借金15で並んだものの勝率の差で中日が最下位)。現時点で最下位・ヤクルトとは6ゲーム差がついている。とはいえ、今季は村上が負傷離脱で不在だったヤクルトに7勝8敗と負け越し。4番が復帰した今後の対戦では、さらに厳しい戦いが予想される。
昨年は打率2割8分1厘、8本塁打、19打点、22年には打率3割6分4厘、13本塁打(バンテリンドームで7本塁打)、26打点と打ち込まれたように村上は中日にとって天敵。金山氏も「村上はやはりものが違う。気を付けないとまた痛い目に遭う」。そんなヤクルトを相手に3年連続の最下位争いとならないためにも、井上監督がチームをどう建て直していくか注目だ。












