WWE真夏の祭典「サマースラム」2日目(3日=日本時間4日、ニュージャージー州イーストラザフォード)、〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟ことイヨ・スカイは女子世界王座奪回に失敗した。
3月3日のロウでリア・リプリーを撃破し、同王座を初戴冠。4月の祭典「レッスルマニア40」でも3WAY戦を制し王座防衛を果たしたが、7月13日のPLE「レボリューション」でリアと名勝負を繰り広げていたところで、MITB覇者ナオミにキャッシュイン(挑戦権行使)され、王座を奪われていた。
王者ナオミvsイヨvsリアの世界王座戦は、今年から2日間開催となった真夏の祭典で2日目のオープニングマッチ。会場のメットライフスタジアムには6万人を超える大観衆が集まる中、リアに続きイヨが大歓声を浴びて入場した。一方、王者ナオミは実父のギター生演奏に乗って堂々のリングイン。女子の世界最高峰を決める3WAY戦は、期待通りハイレベルな攻防が繰り広げられた。
序盤は王者が巧みな戦術でイヨとリアを圧倒。共闘してきた挑戦者2人に、コーナー上段からクロスボディーを見舞った。イヨをフロントネックロックで捕らえたリアにはキックを叩き込み、イヨをDDTの要領でマットに突き刺させた。イヨも負けじとナオミにスワンダイブ式ミサイルキックから619、リアにはリップタイドを切り返してのDDTからクロスフェースロックで締め上げた。リアもレイザーズエッジからパワーボムをイヨに決めて、激しく試合が動いていく。
イヨは場外のナオミとリアに場外ムーンサルト弾を放つと、リング内のリアにムーンサルトプレス。大観衆からは当然のように「これぞ名勝負!」のチャントが飛んだ。リアはリップタイドでナオミを叩きつけカバーしたが、イヨはカットして3カウントを阻止。指で「カウント2」をアピールした。
勝負をかけた〝逸女〟はエプロンのリアにリング内から飛びつき、サンセットフリップパワーボムの体勢に。そのまま場外でダウンしていたナオミにリアを叩きつけた。続けてリアをリング内に放り込んで、コーナー上段へ。とどめのムーンサルトプレスを狙うが、リアに阻止された。コーナー上の攻防をリアに制されると、雪崩式リップタイドでマットに叩きつけられた。
勝利を確信したリアはカバーに入ったが、王者がするりとリングインしてリアを背後からくるりと丸め込んだ。レフェリーの死角を突いて反則のタイツをつかんで押さえ込み、まんまと3カウントを奪った。ナオミが巧みな戦略と狡猾な戦法で、防衛に成功した。
王者にしてやられたイヨも、リアもリング上でぼうぜん。悔しさいっぱいのイヨのターゲットは今後も女子世界王座となりそうだ。
この日の「WWEサマースラム2025」は「ABEMA PPV」で生中継された。













